Les rapports sur les concerts en novembre
本当はブログ・タイトルに相応しくもっと色々書きたいことがあるんだけど、どうにも追い付かなくて困ったちゃんです。
元来二兎も三兎も同時に追っちゃう傾向にあるのでこのくらいが丁度良いのかも知れないけど。
でもコンサートのことはちゃんと書きたいと思ってたので超簡単に。。。
05 nov. 2007 ロサンゼルス・フィル×えさぺっかさろねん, salle playel
オール・シベリウス・プログラム
- Sym. no.6 ニ短調 op.104
- Sept chants, op.17 no.4 & 6, op.36 no.1 & 4, op.37 no.3, 4 & 5(orch. arr. じょんえすたしお), tenor ベン・ヘップナー
- Sym. no.5 変ホ長調 op.82
シベリウスとかなかなか聴く機会がないから楽しかった。
オケの音程がものすご良くてビビった。
さすが大国、合衆国の威力を見せ付けられた。
合衆国の威力とえば、さすがは人種のメルティング・ポット、アメリカン・ドリーマーさながら、舞台の上には統一性のないあらゆる人種が入り乱れて、これはこれで珍しくておーってなった。
席がかなり前の方だったので管もperc.も全然見えなかったけど、全体的にヴィブラート少なめで伸びのある管打だった。
ホルンが明るくてスカッと爽快だったし、オーボエもアメリカンですー!みたいな感じじゃなくて良かった。
そしてテナーのヘップナーがすごかった。
もちろん体躯も通常の三倍だったけど、それにしてもどうやったらあんな声が出るんだろう。
もはや人じゃないよね。
本当に素晴らしかった。
07 nov. 2007 ロンドン響×クリスチャン・ヤルヴィ(次男のほう), salle playel
曲が曲だけにイケイケで楽しかったしもちろん素晴らしかった。
ピアコンはものすごい超速でさやか的にはもうちょっと楽しんで聴きたかったけど、でもやっぱり素晴らしかった。
なんかまるで違う曲みたいに聴こえるところがあって驚いた。
イダチ本番が懐かしいなー。
そしてジョン・アダムスが意外によかった。
もちろん初めて聴いたけど、すごくきれいな曲だった。
まぁもうほぼ忘れてるけどね。笑
16 nov. 2007 Orch. Revolutionnaire et Romantique×ガーディナー×モンテヴェルディ合唱団, salle playel
- ブラームス / Nanie
- R. シューマン / Nachtlied op. 108
- メンデルスゾーン / 《Mitten wir im Leben sind》 op.23
- ブラームス / 《Warum ist das Licht》 op.74
- ブラームス / 《Schaffe in mir Gott》 op.29
- ブラームス / Schicksalslied op.54
- ブラームス / Sym. no.2 ニ長調 op.73
前半の合唱との曲は本当に、ただただ美しいハーモニーに耳を傾けるばかりだった。
普段合唱付く曲なんて聴かないし知らないから色々再発見した。
本当に心を洗われた。
だけど後半のブラ2・・・やはり古楽器の限界なんでしょうか、それとも技術の問題?
もちろん勢いとか流れとか素晴らしかったけど・・・終演後に飛び交うブラボーの嵐にどうしてもついていけなかった。
24 nov. 2007 パリ管×エッシェンバッハ, salle playel
- リヒャルト / Capriccio, op.85 〜弦楽六重奏より
- モーツァルト / pf., ob., cl., hr. と fg. のための五重奏
- リヒャルト / サロメ, op.54 七つのヴェールの踊りと終幕 カリタ・マッティラ soprano
もうなんていうかガテっちお疲れ!!
まずはそれに限る!!
モーツァルトも素晴らしかったしサロメもよかった!!
コンサート前日のレッスソでリードと格闘しながら時々吹いてくれたサロメを忘れません。
そしてサロメ役のカリタ・マッティラ・・・すげーデコルテのチューブトップみたいな衣装で出てきたと思ったら歌ってる間中ずっと衣装のずり落ちるのを直しつつ、且つ阻止しながら歌ってて笑えた。
そしていい加減あほみたいに歌い狂った挙句、次回のコンサートの宣伝とかしたりしちゃって、もういかにも歌(しかもソプラノ)の人オーラギンギンで、みっなっさぁぁ〜〜〜んっ!(ハート 絶対来てちょうだいねぇぇ〜〜〜〜〜ん♪(ハート(ハート(ハート みたいな、選挙前日の涙のウグイス嬢みたいな・・・。
唖然とした。
あんた疲れてないんか、と。笑
いや、もちろん素晴らしかったんだけど、素晴らしさ相殺。笑